どうも、こんにちは。
元パティシエsaraです。
今回は気になるパティシエとしての働き方と就職先について紹介します。
パティシエというと個人パティスリー(ケーキ屋)を想像する方も多いかもしれませんが、実はそれだけではないんです。
パティスリー以外にもホテルやレストランなど様々な職場で働くことが可能です。
パティシエが働く職場は色々ありますが、大きく分けて6つに大別することが出来ます。
今回はそんなおすすめ就職先6選をお伝えしますね。
今回はそんなおすすめ就職先6選をお伝えしますね。
自分に合った職場はどんなとことなのか、何がしたいのかよく考えて就職先を決めていきましょう!
個人パティスリー(ケーキ店)
- 労働時間が長い
- 仕込みから仕上げまで色々なことが経験出来る
- 将来自分の店を持ちたい場合、勉強になる
パティスリーの個人店(ケーキ屋)は商品の内容や店のスタイルなどは オーナーパティシエの考え次第です。
従業員数もホテルに比べて少ないことが多く、仕事量は多いです。
職場の規模にもよりますが、大体5~20人くらい。
(大規模なところはもちろんそれ以上います。)
(大規模なところはもちろんそれ以上います。)
店によっては1人で仕込みから仕上げまで経験できるところもあります。
大規模な店では各ポジションに分かれている場合も多いです。
大規模な店では各ポジションに分かれている場合も多いです。
開店までにケーキを全てショーケースにそろえなければならないので、朝早くから働くことはもちろん。
繁忙期は深夜まで働くこともあります。
繁忙期は深夜まで働くこともあります。
ただ労働時間が長い分、技術力を磨くことができます。
人が少ない為自分でやれることも多いです。
人が少ない為自分でやれることも多いです。
将来自分の店が欲しいと思っている人にとっては、色々と学ぶことができる環境にあると言えます。
夢があって、とにかく忍耐力とやる気がある人に向いています。
ホテルパティシエ
- 給料、労働時間、福利厚生など安定している
- ポジションごとに分かれているので、一部のことしか経験できないこともある
- ウェディングケーキや飴細工などあまりできない経験もできる
- 技術力、応用力、センスなど求められるレベルは高い
ホテルパティシエの場合は、レストランなどのデザートを手がけるこ とになります。
ホテルの種別によって提供するサービスは違いますが、料理のデザートを作るのがホテルパティシエの役割となりま す。
また併設のパティスリーなどで、ケーキを販売する場合もあります。
その場合は皿盛りのセンスだけでなく、技術力も身につきます。
その場合は皿盛りのセンスだけでなく、技術力も身につきます。
ウェディングをあげられるタイプのホテルでしたら、ウエディングケ ーキや飴細工などの細かく大掛かりな仕事も任されます。
オーダーメイドの注文も多く、柔軟な応用力も求められます。
忙しさは、個人パティスリーほどではありません。
平日に比べ、お客さんが増える週末は忙しい傾向にあります。
平日に比べ、お客さんが増える週末は忙しい傾向にあります。
個人店のパティスリーに比べると、給料や労働時間・福利厚生などは恵まれていると言えるでしょう。
また働いている人数も多いため、ポジションが分かれているケースが大半です。
普通のパティスリーと同様にケーキも作りたい。
スケールの大きな仕事もしたいという方はホテルのパティシエ がおすすめ。
労働環境も整っているところが多いですが、組織の中で働くのでチームワ ークは必須になります。
スケールの大きな仕事もしたいという方はホテルのパティシエ
労働環境も整っているところが多いですが、組織の中で働くのでチームワ
ケーキだけでなく飴細工やコンテストに出たりと、色々な経験を積みたい方におすすめ。
レストランパティシエ
- 皿盛りデセールを作ることが多いので、美しさとセンスが求められる
- パティシエ専任の求人数はそこまで多くはない
- パティシエ以外の幅広い経験ができる
レストランで働く、レストランパティシエという仕事もあります。
フランス料理やイタリア料理などのレストランで、デザートを作るパティシエとして働くことができます。
ケーキというよりは皿盛りデセールを作ることが多いです。
ですから盛り付けなどで繊細なセンスが要求されます。
パティスリーとは違い専門店ではないので、設備があまり整っていなかったり作業場所が狭い場合もあります。
その分、デザートだけでなく幅広い分野の料理などの経験もできます。
店にもよりますが、中にはパティシエとしての仕事だけでなく料理やホールなど様々な経験をすることもできます。
料理などに合わせたケーキ作りが経験できるのもポイントです。
専任のパティシエを雇わずに調理師が兼任してケーキを作っているケースもあるので、パティスリーに比べると求人数はそこまで多くないでしょう。
センスがあり、ケーキ以外に料理にも興味がある人におすすめです。
企業の企画開発
- 労働環境はとてもいい
- 菓子作りの仕事ばっかりではない
- 現場だけでなく、外に出て研究なども必要
- パソコン作業がある場合もある
私が経験したように製菓企業の商品開発やマーケティングといった仕 事もあります。
新卒で募集しているケースはあまり多くなく、中途の経験者の募集が多いです。
お菓子を作る側の視点が必要なのでパティスリーなので働 いていた経験が活かされるでしょう 。
またお客さんが食べたいと思うものを企画するので、消費者視点での考えも要求されます。
常にアンテナを張る必要もあり、食べ歩きなどケーキの勉強・研究も欠かせません。
楽しそうなイメージもあるかもしれませんが、同じ商品をひたすら作り試作を重ねるので結構大変です。
また現場でケーキの試作をするだけでなく、原価計算などのパソコン業務も必須になります。
労働環境は大手メーカーの場合は、かなり恵まれているケースも多いです。
残業代がきちんと出ますし、福利厚生もしっかりしています。
残業代がきちんと出ますし、福利厚生もしっかりしています。
ただデメリットとしては、基礎的な製菓技術を身につけるのは難しいです。
勉強が苦でなく、自分の作ったケーキを世に出したいと考えている方におすすめ。
工場のパティシエ
- 単調な作業が多く大変なことも
- 色々な種類のケーキを作ることができる
- 大手メーカーで働ける
メーカーの工場勤務などでパティシエとして働くこともできます。
また上で書いた企業の企画開発業務の場合、工場が併設されているパターンもあるので繁忙期は工場での作業を手伝うこともあります。
通常のパティシエに比べて衛生面でかなり気を遣う必要があります。
マスク、使い捨て手袋、頭にネットなど完全防備で作業します。
また同じ種類のケーキをひたすら作る作業もあり、技術力だけでなく忍耐力も求められます。
メーカーのすべてのケーキを作るので、色々な種類のケーキを作ることが出来るのもメリットです。
色々なケーキを作りたい、安定した仕事に就きたい。そんな方向けのお仕事です。
お菓子教室・製菓専門学校の先生
- 学校や教室なので労働環境は比較的恵まれている
- 最低限の技術力があることは必須
- 責任感が求められる
- 人との触れ合いが多いのでコミュニケーション能力も必要
またパティスリー等でお菓子作りの経験を積んだ後は、お菓子教室の先生になることも できます。
企業が運営している菓子教室で働くことも可能ですが、自身がある方は自分でお菓子教室を開いてみるのもいいかもしれません。
しっかり経験が有る場合は専門学校など各種製菓学校の先生になって、生徒に教えるという道もあります。
普通に求人がある場合もありますが、自分が卒業した学校が一番働きやすいでしょう。
普通に求人がある場合もありますが、自分が卒業した学校が一番働きやすいでしょう。
気になる場合は自分が卒業した学校に聞いてみるといいでしょう。
パティスリー勤務に比べると労働時間が過酷ということはないでしょう。
ただ人に教えるということは常に勉強は必須ですし、責任というプレッシャーがあることは理解しておきましょう。
ただ人に教えるということは常に勉強は必須ですし、責任というプレッシャーがあることは理解しておきましょう。
どちらも初心者に菓子作りを教えるという仕事なので基礎が備わってなければいけません。
人に物事を教えたい、残業はあまりしたくないという人におすすめ。
まとめ
まだまだいろんな職場がありますが、代表的なものをご紹介しました。
皆さんにぴったりな職場はあったでしょうか?
中には経験を積んでからでなければ働けない職場なんかもありますが、どの職場で働くにしろ色々な経験は必要です。
人によって合う合わないがあります。
私は働いてみてからパティスリーの仕事より、企業の企画開発の仕事の方が向いていたなと気が付きました。
・将来自分の店が持ちたい!という夢があるあなたへは個人パティスリーをおすすめします。
・一生その職場でデザートを作っていきたいと考えるなら、ホテルパティシエがいいかもしれません。
・収入と勤務条件を一番に考えるならメーカーや企業の企画開発がおすすめ。
・人に教えたい、人と関わりたいと思うなら先生が向いていますね。
職場によっては向き不向きもあります。
あなたがどんな仕事をしたいか、次第です。
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