今日は、元パティシエのさらです。
今回はブラックケーキ屋で働いていた経験を生かし、ブラックな店の 見極め方・その3つのポイントをお話ししていきたいと思います。
ブラック企業で働きたい!なんていう人はいませんよね?
はじめに言っておきますが、この飲食業界に関してはブラック企業はざらにあります。
というか労働基準法 ガンガン無視の会社ばかりです。
はじめに言っておきますが、この飲食業界に関してはブラック企業はざらにあります。
というか労働基準法
もちろんきちんと守っている会社もありますが、少数ですし実際の現場はそんなもんだというところを頭に入れておいてくださ い。
ブラック企業の見極め方
- 店の電気がついている時間
- 定休日の店の様子
- 働いている人の顔は生き生きしているか
就職希望先がホテルや企業内でない、普通のケーキ屋さんの場合は実際に店に入って様子を見てみること が一番わかりやすいです。
ホテルや企業内でも 電気がいつ頃までついているかというのは見れるかもしれませんが、実際に中に入ることは難しいので確実な情報は得るのは難しいかもしれません。
そういう場合は働いている人の生の声を聴いてみるのが一番確実です。
店の電気がついている時間
朝何時前から電気がついていて夜何時まで電気がついているかを見ることで、単 純に労働時間はどのぐらいかを調べることができます。
中には交代制のところもあるかもしれませんが、個人店のケーキ屋の場合は ほとんど交代制でなくずっと働いているケースが多いです。
私が働いていた店の場合は朝5時半頃から店の電気がつき、繁忙 期は午前1時頃まで電気がついていたので、労働時間が18時間ぐらいあるのかなというのがわかります。
個人的にはこれが一番のポイントかなと思います。
さすがに真っ暗な中作業はできませんし、労働時間は嘘をつけませんからね。
ただこれをするには朝から晩まで見張っていなければならないので、自分が 不審者にならないように気をつけましょう。
早朝チェックしてみて、日が変わる前に店の前を通って見るくらいでも確認はできます。
一日だけではたまたまという場合もあるので何回か行ってチェック する必要もあります。
なので無理をしない程度に確認してみましょう。
なので無理をしない程度に確認してみましょう。
定休日の店の様子
定休日でも人がいるかどうかをチェックすることで、きちんと休みがあるかどうかを確認します。
もちろん定休日がない店もありますが、個人店のケーキ屋の場合は月~木曜日が定休日の場合が多いです。
もちろん定休日がない店もありますが、個人店のケーキ屋の場合は月~木曜日が定休日の場合が多いです。
店が休みの日でも熱心で真面目な人は練習などに来ている場合もあ るので一概には言えませんが、制服などを着てきちんとした格好して 仕事をしているようだったら店が定休日でも休みがない可能性が高 いです。
繁忙期の場合は定休日でも仕込みがあったりして人がいる場合もあ ります。
私の店の場合は11月以降はクリスマスの仕込みのために週1回の 休みもなくなりました。
代わりに交代で週一回休みをもらっていました。
代わりに交代で週一回休みをもらっていました。
働いている人の顔は生き生きしているか
これは販売員の人の顔ではなく実際に作っている製造の人の顔をチ ェックします。
販売の人はプロですから、業務中は頑張って笑顔を作っています。
また、販売の方と製造の仕事は全く違うので販売の方が先に帰る店も多いです。
また、販売の方と製造の仕事は全く違うので販売の方が先に帰る店も多いです。
パティシエの顔がみんな青白くて元気がなさそうだったり、やる気がなさそうだっ たり、あくびをしていて眠そうだったりする場合は要注意です。
私の同期は眠すぎて寝ながら生地を混ぜるという技ができるようになっていました。笑
一人だけを見て判断するのは危険ですが、全体的に覇気がなかったり眠そうな場合は、上で書いた1番の労働時間もチェックしておいた方がいいかもしれません。
繁忙期と閑散期はチェックしない
これは通常と業務内容が変わるためです。
11~12月は忙しく、7~8月は暇です。
11~12月は忙しく、7~8月は暇です。
そして、きつい事いますがどこの店も繁忙期だけは例外です。
ホワイトな企業でもクリスマス時期だけはかなり長時間労働す ることになります。
なので上に書いた、1番の労働時間をチェックするとか、3番の働いている人の顔色
どこもえげつない結果になるからです。
また夏の時期はどこの店もわりとヒマなので業務も落ち着いている
夏ってケーキ食べる気になりませんよね?そんな理由です。
基本的に激務だった私の店も真夏だけは9時に帰ることが出来まし た。(それでも遅いけど)
なので真夏のだけの労働時間をあてにするのも危険です。
出来たら店の人に話を聞く
これは面接などで聞くという意味ではありません。
面接でブラック企業ですか?と聞いて「はい、そうでーす」と答える会社がどのくらい あるでしょうか。笑
面接で正直に教えてくれる可能性は低いので実際に店に働いている現場の 人に聞くのが一番です。
店に働いている人はあなたに嘘をつくメリットがないので正直なこ とを教えてくれるはずです。
あなたが通っている学校のOG・OBが働いている場合は連絡を取りやすいですね。
学校に聞いてみると意外と教えてくれるかもしれません。
学校に聞いてみると意外と教えてくれるかもしれません。
ただお店に行って見知らぬ若い子に普段どのくらい働いているんですか? といきなり聞かれても警戒して、なかなか素直に答えてくれる人は少ないでしょう。
そんな場合は店に通って常連になる、店員と仲良くなって聞き出すなどの工夫が必要です。
きちんと下調べしよう
小さい頃から働きたい店がある!
ずっと憧れていてこの店以外で は働く気がない!
という方の場合は別にチェックは不要だと思います。
ずっと憧れていてこの店以外で
という方の場合は別にチェックは不要だと思います。
ただ夢と現実は違います。
実際私も高校の時点でこの店に働きたいというのを決めて、それ以外 の店は就職活動もしませんでした。
なのでブラックかどうかを調べることもしていませんでした。
パティシエという職業がブラックというのは知っていましたし、ある 程度の覚悟はしていましたがそれでも毎日の仕事となると覚悟が足りていなかったです。
実際の現実をきちんと見ていませんでした。
趣味を仕事にするな!というのは私が働いてみて一番実感し
確かにケーキ屋で働いていた時期は家でお菓子作りなんて1度もしませんでした。
お菓子作り…それまでは楽しい趣味だったはずが、辛い仕事になってしまいました。
ブラックなところで働いてしまったがためにケーキ作りが嫌いにな るというのはとても悲しいことです。
飲食業界はブラックというのは昔から言われていることですが、でき るだけ労働時間が短いところ・ブラックすぎないところで働きたいという場 合は事前のチェックがとても大事です。
繁忙期や閑散期を避けて、本格的に就職活動が始まる前に確認しておきましょう。
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